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島根県隠岐郡海士町号外 第8号2026年10月27日(火)

しらいしファーム新聞

ウーファーと島と世界をつなぐ、ちいさな新聞


旅立ちの日だより

到着は誕生日、旅立ちは早生みかん。

Minakoさん、札幌へ。雨上がりの最後の収穫と、お別れの味噌ラーメン


雨上がりのみかん畑で、収穫かごを肩にかけ、早生みかんを手に取るMinakoさん
雨上がりの畑で、早生みかんを収穫するMinakoさん。明日、島を離れます

10月27日(火)、明日島を離れるWWOOFerのMinakoさんに、早生みかんの収穫を体験してもらいました。朝まで降っていた雨が上がり、葉にはまだしずくが残る中での収穫です。

号外第4号でお伝えしたとおり、Minakoさんが島に着いた10月13日は、ちょうど誕生日でした。到着は誕生日、旅立ちの前日は早生みかん。約2週間の滞在を、みかんで締めくくってもらいました。

一緒に収穫に入ったのは、John君。収穫かごを抱えて、この笑顔です。

畑の本音

一方で、カメムシの被害で実がボトボトと落ちている木も見つけました。防除のタイミングが遅すぎたかな。悔しいけれど、それでも前を向くしかありません。来年に生かします。

僕がいなくても、交換は続いていた

昼前、僕は検診のために畑を離れました。その間もJohn君とMinakoさんは二人で収穫を続け、家に戻ってからは選果機で大きさごとの選別まで進めてくれていました。年の離れた二人は、まるで息子と母のよう。僕がいなくても、二人の間にはちゃんと交換ができあがっていました。

僕の検診の結果は、これから向かう治療の節目の、一つの目安になります。詳しくは、また改めて書きます。

札幌へ帰る人と、札幌味噌ラーメン

最後の夕食は、JAストアで見つけた札幌味噌ラーメンのセットを、キャベツたっぷりの鍋に。そこに海士町の大きなにんにくをスライスして、たっぷり混ぜ込みました。少し寒くなってきた島の夜、身体の芯から温まりました。

和室で鍋を囲むJohnさん、白石、Minakoさん。鍋には味噌ラーメンのスープとキャベツ、手前に生麺
最後の夕食。札幌味噌ラーメンの鍋を囲んで、乾杯!

GiverでもTakerでもなく、Exchangerであれ。― 第2号「WWOOFって、何?」より

約2週間の「交換表」 誰が、誰に、何を渡したか

Minakoさん → 畑早生みかんを収穫する手。雨上がりの畑で、一つひとつ丁寧に。
畑と島 → Minakoさん誕生日の乾杯、島の和食、雨上がりの収穫、にんにくたっぷりの味噌ラーメン。
John君 ⇄ MinakoさんJohn君からは英語、Minakoさんからはケーキづくりの段取り。最後の日は、二人で収穫と選果。

雑草魂コラム Exchangerの意味

第2号で、僕は「GiverでもTakerでもなく、Exchangerであれ」と書きました。与えるだけでも、受け取るだけでもない。手間も、食事も、言葉も、お互いに交換し合う関係のことです。

誕生日の乾杯から始まり、島の和食、雨の日の英語とケーキ、そして最後の早生みかん。Minakoさんの約2週間は、まさに交換の連続でした。そして最後の日、僕がいなくても、二人の間で交換が続いていた。僕が考えるExchangerの意味は、もう二人に伝わっていたのかもしれません。今年の崎みかんは、11月1日から受付開始です。

Minakoさんへ

約2週間、本当にありがとうございました。札幌に帰っても、ここはまた帰ってこられる場所です。いつでも、島に帰ってきてください。

発行:しらいしファーム(島根県隠岐郡海士町)編集:白石宗久
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